京セラの目はつねに世界に向けられてきた。1983(昭和58)年にパキスタンのカンコイ村、1985(昭和60)年に中国甘粛省に村落電化システムを、さらに1986(昭和61)年にはタイの濯漑局にソーラーポンプを寄贈するなど、日本の他のメーカーに先駆けて海外各地に太陽光発電(※太陽光発電→http://taiyokeikaku.co.jp/)を送り届けてきたのだ。これはすなわち、創業者・稲盛和夫氏の「太陽という人類に普遍的なエネルギーを使う太陽電池の恵みは、すべての人類力脊しく享受しなければならない」という理念、より具体的にいえば「世界中の電気のないところで太陽電池カ喫えるようにしたい」という熱い思いを反映したものである。先に紹介した2種類のモデルハウスは−もうおわかりだと思うが途上国に適した太陽光発電システムに向けた研究開発のためにつくられたものである。そう、このモデルハウスこそ、京セラが世界へ旅立っていくためのホームグラウンドだったのだ。