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設問を見て「解けそうだ」と感じること

十一月。追い込み時期に入ったこの時期、志望校を絞り込まなければなりません。漠然と○○大学、△△大学と候補を考えていた人も、きちんと心を整理し、具体的に受験校を決める段階を迎えています。大学を選択する際の大きな判断材料の一つに、赤本(過去の出題集)があります。受験生は赤本の出題を選択基準にし、「この大学なら大丈夫かな」「ここはちょっと厳しい」と実力と比べながら、志望校を絞り込むわけですが、頁をパラパラめくっただけで、合格圏か否かを判断する受験生が少なくありません。こうした決め方は、単なる早合点で、乱暴すぎます。試験問題に例えれば、設問を見て「解けそうだ」と感じるのと、時間内に正解を導き出せるかは、まったく別問題だからです。

面接を行う学校

面接を行う学校は年々少なくなっていますが、面接のある学校を受ける受験生・保護者にとってはものすごくプレッシャーがあるものです。面接を行うのは、ほとんどが女子校で、男子校・共学校はごく一部に過ぎません。筆記試験の当日に筆記が終わってから実施するところが一般的ですが、なかには事前に行う学校もあります。ただし、この場合でも、面接の結果で事前に合否が決まることはありません。合否はあくまで筆記試験の出来が中心と考えていいでしょう。受験シーズンにデパートへ行くと、子ども用・保護者用の面接の服が並んでいます。また、保護者たちの口コミでは「○○学園はバーバリーでなければダメ」とか「××女子学院は紺でないと落ちる」とかいう「情報」がまことしやかに流れてきます。が、わざわざ新たにスーツを収入する必要はありません。試験を行う当の学校の校長が「なぜうちは、受験生も保護者もみな紺を着てくるのでしょう?」と不思議がっているくらいです。

大人向けの辞書

大人向けの辞書は、ことばの意味を正確に伝えようとするあまり、抽象的なことばや子どもにとっては難解なことばで説明してあることが多く、しかも小・中学生にとっては不必要なことばもたくさん出ていて、じつはとても使いづらいものなのです。ですから、原則として発達に応じた小・中学生向きの辞典を与えることです。ただし中学受験の小学生なら、1つ上の段階の中学生用の辞典を、レベルの高い私立高校受験を目ざす中学生なら、高校生が使うような辞典も必要になってきます。これらの場合はできたら2冊(中学受験生なら、小学校用と中学校用の国語辞典、といったように)用意するとよいでしょう。辞書には惜しみなくお金を使ってください。それが学力をあげるポイントです。


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